小林カツ代さんの本より 何か小さなこつ

料理というものは不思議なものです。同じ料理を同じ材料で作っても作り手によって、味は大きく違います。何故か、何かごく小さいことをしているのです。それが、仕上げの味に、格段の差が出るのです。一味の違い。ひと手間と愛情の違いです。料理は不思議です。レジメ通りに出来上がらないから面白いのかもしれません。何故か、いつも一つ入れ忘れたり、ムダなものを入れたりしてしまいます。温度と時間も同じにして出来上がりが全く違う場合もあるから私には不思議です。ゆでたまごは湯がいたら直ぐに、上げた方が味があるとのことです。確かにそうでした。今まで水に浸けていました。