思い出の山行き②屋久島

30代の時、屋久島に登りました。確か11月下旬。あの頃あった寝台特急で鹿児島へ、八代あたりで朝7時、出来立てで熱々の駅弁で朝食した思い出。桜島には圧倒させました。山が煙を上げて生きています。行きは3時間で船で、二日に1回の為、一日待機。帰りはトッピーで鹿児島へ、。宮之浦港からタクシーで淀川登山口へ、その日は淀川小屋泊。とにかく静か。私ひとりです。夜中に鹿がドアを突く。寒い朝をシュラフの中でむかえました。宮之浦岳から新高塚小屋までの工程。山頂付近は降雪、さるに出会う。目が合い緊張。この山行きで初めて登山者に出会う。東京からテント泊とのこと。海は綺麗、高度差最高。次の日は縄文杉見学、今と違って囲いが無かった。この山は木の根っことの闘い。水場は困りませんでした。とにかく足がクタクタ。楠川で下山、疲れたので民宿に飛び込み1泊。夕食は旨かった。風呂は最高。洗濯機で洗濯。親切にしてもらいました。日本にこんなにのどかな場所があるのかと感動しました。私は山で写真を撮りません。重いし自分の記憶に残してきました。体全体で体感してきました。写真は写真集を見ればよいとの考えです。静かな自然は癒してくれます。