最近、読んで良かった本 酒井順子氏 女人京都
京都は、女の街である。「京都を歩いていると、歴史に行きた女性の息吹を、ふと感じる瞬間があります。歴史上の多くの女性が記録に残らず、なかったことにされがちな日本において、ほんのわずかなその気配は、私達に共感や同情や憧憬など、様々な感情をもたらしてすれるのでした。」場所ではなく日野富子、上村松園、小野小町と区分けし考えるのは面白いと思いました。場所でもなく食べ物でもなく、やはり、京都人を見ているのが面白いです。オムロンの社名が昔、御室に本社があったのでとは、初めて知りました。前田コーヒーもイノダコーヒー本店も出てきて身近に感じました。こういう、感性をを持ち、京都人を見ているのか。東京はじめ、京都は見られている。特に、京都人を見ている意識を気づきました。他の京都案内とは、大きく違い。新鮮です。