益がなくとも、意味がある

宮城谷昌光さんの「晏子」文庫4巻、新書3巻からの言葉です。親子二代、斉の名宰相、「損得より善悪」、「私よりも公」。直接に、自分の利益に結びつかないことに対して、どれだけ真剣に取り組めるのか。生きれるか、生きのべれるか戦乱の世から出た言葉だからこそ、重みがあります。