92. 父の死, 3日目から大津へ行く

父がなくなり、枕経、通夜、葬儀を行いました。父の死から約1か月後の緑さんは亡くなる訳ですがその時はわかりません。不思議なことで一番願っていたことは二人の葬儀が重ならないことでした。豊子ちゃんが神様仏様にスケジュール調整をお願いして頂いたのだと思います。覚悟はしていましたが助かりました。父の亡くなる一週間前は長野県の小荒井さんに伺っていたのです。暢気なものです。ふり変えればその時自然の中で英知を充電していたのです。時には、俗世間の事を忘れて、心を洗い流しかったのです。携帯電話の緊急連絡が緑さんだけになりホッとしました。解放されました。毎日、行けるときは大津に行くように決意していました。豊子ちゃんができない分私が寄り添います。今日のあすも琵琶湖の湖面はキラキラして眩しく眺めます。当たり前のことを平然と行う事は難しことだと思います。自分の行動には噓はつけません。自分が一番わかっているわけですから。そして、どうにもならないことに悩まないようにしようとも思いました。