米国の個人消費の二重構造
ウオルマートとターゲットの決算が出ました。ウオルマートは、上方修正で、ターゲットは下方修正と真逆の決算でした。売上に占める食料品や日用品が50%ウオルマートで、ターゲットは20%でした。喫緊の必要性の薄い衣類、家電製品、ゲーム、家具は高インフレの影響で買い控えが強いです。食料品の必需品のみが選ばれて売れているのが現実です。日本も同じ傾向が出るのではないでしょうか。特に、気分により、衝動買いはしなくなったようです。必需品であるかどうかで、二重構造の消費行動のようです。更に、フレスコでの他の人の買い物かごを覘けば、数も少なく、モヤシや袋麵などの単価の低いものの人を多く見かけます。東京都が、対象者に米を30㎏?現物で、生活必需品を配る事は、理にかなっているようですね。