1.いとこ豊子ちゃんの急死

平成28年6月いとこの豊子さんが浴槽で急死しました。亡くなる3日前介護に来ないのを不思議に思い介護の人が消防に通知、電気が点いてテレビが付いている状態であったそうです。縁側のガラスを割って宅内に、浴槽で亡くなっているのを刑事さんが確認。その後そばにあった電話帳から刑事さんがかけまくり3日後に親族(姻族3親等、母方8人兄弟長男の子、私は次女の子)の私の家に電話が有りました。直ぐに死体検案書作成の医者のもとに伺い状況説明を受けました。その後大津警察署に伺い本人確認を安置所で確認、格子のはまった刑事部屋で事情聴取、事故か事件か。豊子ちゃんは子供がなく、配偶者なく、兄弟姉妹もありません。唯一お母さんが介護老人施設に入居中でしたが場所がわかりませんでした。なくなったのは60歳でした。丸太町油小路で「カトリーヌ」というケーキ屋さんをしていましたが、2年前からパーキンソン病になり廃業、リハビリ中でした。悲しいことです。刑事さんの電話かけで無連絡でも約50名の友人が通夜と告別式に来られました。全て私と母方8人兄弟姉妹末っ子の神戸の叔父さん80歳と執り行いました。その先に来るのは、豊子さんの寝たきりのあ母さん91才のさいのお世話と家の管理です。全て私が引き受けました。相続の手続き、不用品処分全てやりました。その後約4年間、からさきの介護老人施設に月に一度伺い、何も無くなった空き家も月に一度管理にいくことになりました。毎月一回京阪、滋賀里から歩いて眺める琵琶湖の色が毎回違い感動しました。凍える冬、炎天下の夏、ひたすら歩きました。

 

 

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