妻の実家の思い出 堅実な暮らし

農家は、私にとっては、パールバックの大地のような感覚でした。苦しい時、収入が少ない時もあったと私に話していただきました。他の都会の生活と比較することなく、自分の農業という仕事に取り組む姿勢は素晴らしいと思いました。正しいこと、勇気ある、明るい心という積極的な心持を感じました。嫁と子供がいて、お父さんより見られている無言のプレッシャー。自分が我慢しても嫁、と子供にはしもじい思いをさせないように。いつも思っていました。立派な父に出会え心より感謝いたします。この世の中、すべて蒔いた種に花が咲き、実がなるようにできています。蒔いた通りの花が咲きます。また反対に、蒔かないで人のせいにしたり、怒っても、嘆いても何も実がならないのが現実ですね。世の中のために貢献するのが生きる目的だと教えられました。「心の生活が豊かであれ」と父に言われていたように思います。