87.ほぼ毎日行く

行けるときは、ほぼ毎日、父の病院西大路の武田病院と滋賀の緑さんの施設に伺いました。父の為緑さんの為ですが。そこで働いている方に対しても行く意味があると考えました。人は毎日人を観察しています。本来なら私が介護しなければならないところお任せしています。放棄してはいけません。忙しいと言い訳して逃げてはいけない。毎日来る姿を見て看護師さんも安心もし不安が少なくなるのではないでしょうか。誰でも不安があります。それを如何に捉えて向き合うのかで決まります。世話をできるのは自分しかいないわけで、反って落ち着いて冷静になりたいと思っていました。向き合っとこそ解決して、心の中で安心も形成出来ます。一日、何が優先なのか、考えていました。自分の苦しみは耐え忍ばなければなりません。しかし、父と緑さんの苦しみを見過ごしてはなりません。そのことを考えていました。

   

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