96.神戸の叔父さん叔母さん

緑さんはまだ意識はあります。もうそろそろで意識も薄れてくると感じる。考えました。最近、物事は人に相談しないで自分で考えてきめています。いや心の中で亡き人々には相談しておりますが。神戸の叔父さんに緑さんの現状をお知らせしました。又直ぐに看取りに来て欲しい旨をお伝えしました。「怖い」「行ってもやることが無い」とのこと返答でした。怖いなら2人で来れば怖くないでしょう。何を目的で行くのか考えてください。「わからない。教えて」と叔母さん。緑さんの背中や腕をゆっくりさすったらいいですよとアドバイス。もう意識がなくなるから親族の代表として看取ってください。さすれば叔父の意識が思いやりが伝わりますよと申し上げました。思えば、死とは生きている苦しみから解放されることだと思います。それを受け止めることができれば、嘆くこともなく、悲しむこともなく、淡々と受け入れることができるのかもしれませんね。令和3年元日。