43.康一君からの話
神戸の4男の長男、康一君。大手銀行に勤めていて東京都に住んでいます。康一君は若い時、特殊な病気になり肉が食べられません。毎食後白い液体を飲んでいます。その為普通のお菓子は食べたら激痛が走らしい。しかし豊子ちゃんが食べられるクッキーを特別な方法で康一君の為だけに作っていました。宅急便で定期的にたまに店に寄りました。葬儀の時、店によると、「この体どうなるのか?何の病気なの?」泣き崩れていたとのことです。掛ける言葉が無かったと言っていました。その時は、色んな病院へ行っても病名がわかりませんでした。即ち治療方法も解らないわけです。なにもできないこが事実、あるのですね。日々体調が悪くなるのは誰が見ても明らかだったそうです。