48.大津日赤 続き

暑くてむしむしした日でした。突然、緑さんが私に「修一さん我慢できない、もう出ます」と訴え、ストロー付きのお茶は持ってきたがオムツは眼中になかった。環境の変化で仕方ないですね。思わず病院の看護婦さんに事情を説明しておしめ交換をしていただきました。感謝の気持ちで一杯です。 しばらくして再度訴えがあり、2回オムツ交換した訳です。想定してなかった内容でした。オムツ代432円保険負担額500円でした。帰って取り置いて頂きたい昼食を勢い良く食べておられました。そして、肝心なCTの結果はなんと、お腹の中には治療のためお腹に埋めたと推定される丸い球体が写っていました。お医者さんの説明に啞然としました。治療の為に以前に身体に埋めたと推測されるとのことでした。良かったという安堵の気持ちと施設の担当医の事が同時に浮かびました。医師のプライドと発言の責任。どうするのか?自分で考えて考えをまとめよう。そればかり考えていました。全ては緑さんと命。基本に戻り思考しました。感情を出してはいけない。もっともっと考えよう。

前の記事

47.大津日赤へ行く

次の記事

49.医師へのお詫び