82.父の手術

第二日赤の眼科医に事情を説明して外出届を出してタクシーで医療センターへ向かいました。1週間後の25日に手術することが決まりました。母は当日、病院へいきたくないと言うので私一人です。無事に手術は成功しました。左足ひざ下が無くなりました。糖尿病の本当の怖さです。それとともに肺炎を起こしているのも大問題です。幸せとはなんだろうか?何もなく日々平穏無事に暮れせていることではないでしょうか。それに対して、あれこれと思い煩うことが多く、常に満足できない状態ほど不幸なことはありませんか。ただ、人は、自分がいろいろなことに首を突っ込苦労して初めて、何事もなく心豊かに暮らせることの幸せに気づくものかもしれません。また、心静かに暮らすことを心掛けて初めて、さまざまに思い悩み、欲望に影響されて生きていくことの不幸に気付くものかもしれません。

 

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83.長い闘病生活